「やわらかさ」は、やさしさ
テクスチャーで支える介護食品

高齢者の「食べる」を支える介護食品。その開発において、近年とくに注目されているのがテクスチャー(食感)の最適化です。

なかでも、食べ物の「硬さ」は、飲み込みやすさや安全性に直結する重要なポイントです。


なぜ今、「硬さ」が重要なのか?

高齢になると、噛む力や飲み込む力(嚥下機能)が弱くなります。固い食べ物は咀嚼しにくく、誤嚥や窒息のリスクを高める原因にもなります。

そのため、介護食品の現場では「どれくらい柔らかければ安全か?」を客観的に判断するため、食品の硬さを数値で測ることが求められています。

「かぼちゃの含め煮」をTEX-100Nで測定したグラフイメージ


大学の実習でも活用!学びに使える「硬さの見える化」

当社では、こうしたニーズに応え、食品の硬さを正確に測定できる試験機を開発しています。

この試験機は、大学の管理栄養士養成課程の実習でも活用されており、学生の皆さんが実際に自分たちで食品の硬さを測りながら、「どんな食事が安全か」「どれくらいが食べやすいか」を体感的に学んでいます。

大学の実習にて 当社の試験機を使って、食品の硬さを測定中

 


科学で「やさしさ」をつくる、介護食品のこれから

このような「見える化」によって、食品開発はより精密で安全なものへと進化しています。

私たちの試験機は、

  • ユニバーサルデザインフード(UDF)の硬さ基準に対応
  • 食品メーカーの開発現場
  • 大学や教育機関での教育用途 など、さまざまなシーンで活用されています。

これからも、科学的な視点から「飲み込みやすさ」を支えることで、誰もが安心して美味しく食事を楽しめる社会づくりに貢献してまいります。


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